LGの2画面フラッグシップ「V60 ThinQ 5G(L-51A)」を買っちゃった(後編)

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今日はこんな記事です

LGの2画面スマホ「G8X ThinQ」を買って1ヶ月。ドコモ回線でテザリングが使えないことが判明したタイミングで「V60 ThinQ 5G」の未使用品が安くなってきてしまったので、購入しちゃいました。今回は、カメラやオーディオなどについて深堀りしていきます。

カメラが進化!メインカメラは6400万画素

「V60 ThinQ 5G」は、単純に使い勝手が良いだけではありません。LGはカメラやオーディオにも力を入れているメーカーのひとつですが、2画面であることのインパクトが大きいことや、他社のカメラ性能の高さなどで、地味に見えてしまいますが、V60のカメラやオーディオは決して悪いものではありません。

V60のカメラは、標準域のメインカメラ・望遠カメラ・深度カメラと、インカメラの4つのカメラ構成です。メインカメラは6400万画素のセンサーを搭載。この画素数は一般の一眼カメラよりも高画素です(ニコンZ6は約2400万画素)

ただし、高画素だからといって画質が良くなる、とかそういうわけではないことに注意が必要ですけど。

実際の色傾向としては、G8Xとそう大きな差はなく、画素数を除けば見分けはつかないと思います。デジタルズームも2倍程度であれば解像感や階調もそれほどは失われていないので実用域だと思います。
もうちょっと接写(マクロ)が強ければいいのになとは思いますケド。

暗所撮影が苦手だとよく言われますが、他のハイエンドスマホやミラーレスカメラの性能が高いために相対的に低い評価になってしまうようです。僕の感覚では、若干のノイズが出ることに気を配れば全然イケると感じました。

インカメラは1000万画素にダウングレードされていますが、この端末で自撮りするメリットはあまりなさそうなので、良い判断に思えます。G8X同様レフ板モードが使えるので証明写真に便利です。

動画性能もG8Xから進化。V60では4K 60fpsはもちろん、8Kでの収録も可能です。HDR10+にも対応しているので、iPhone以上のクオリティを手軽に得られます。

カメラ・ギャラリーアプリの使い勝手はG8Xと全く同じで、2画面を生かしたフレキシブルな活用ができることで、撮影がサクサク進みます。

DACを内蔵。サブスク聴きにも最高

LGのハイエンドモデルはオーディオ機能も充実しています。というのも、高性能な「Hi-Fi Quad DAC」を内蔵しているから。

G8XとV60ではイヤホンジャックも備わっており、ハイレゾオーディオに対応。Dual Screenを装着するとL字型や太めのプラグのものが入らないというネックはあるものの、有線イヤホンに対応できている点は個人的には好感がわきます。

Apple MusicのAndroid版がハイレゾに対応するかはわかりませんが、もし対応するのであれば、Apple Musicなどのハイレゾ聴き放題を堪能するのにもってこいのスマホになると思います。Amazon Music UnlimitedもHD音源が無料になったので、サブスク聴き放題をぜひ活用したいものです。

データのコピーも簡単

「LG Mobile Switch」を使えば、他のスマホからの転送もワンクリック。有線、ワイヤレスどちらでも使えます。前のスマホで使っている画像データやアプリデータまできれいにコピーしてくれます。アプリによっては完全に中のデータが引き継げないものもあり、iOS同士の移行に比べれば完璧というほどではないものの、いつでも行える手軽さは魅力です。

バックアップデータは外部SDに保存でき、いつでも復元が可能です(システムバージョンなどは復元できないようです)

気になった不具合

ピグパーティとその他のアプリの同時操作を目論んでたのですが、そのピグパーティの操作で致命的な不具合を抱えています。

最初のうちは問題なかったのですが、Android11へのOSアップデートを実施したところ、プロフ表示等で強制終了することが判明。念のためV60を初期化するも、一度アップデートしてしまうと元のOSバージョンには戻せない仕様になっているようで、実質的に使用できません。

試しにG8Xに移行させてみると、問題なくプレイできます。

運営側で確認いただいたところ、端末側に問題があるのでは、とのことでした。残念ながら、LGスマホとピグパーティの相性がイマイチなのかもしれません。これではG8Xを売却する計画が頓挫してしまう・・・(笑)

ドコモ5Gはどこまで使えるのか

一ヶ月前にG8Xを買ったときは、5Gスマホなんかまだ先のことだろうと思っていましたが、それからたった1ヶ月で5Gスマホが来てしまいました。つまり、V60は僕にとって初の5G対応スマホです。

ドコモが提供しているahamoは5G通信にも対応していて、nano SIM(ドコモではnanoUIM)カードがバージョン4以上であれば、ahamoで5G通信が可能になっています。
僕が使っているSIMはギガホ時代に発行された水色のバージョン6タイプ。もちろんギガホでは4Gでの契約でしたが、このSIMを5G端末に差し替えるだけで5Gもそのまま使えるようになります。

現在名古屋近辺では、名駅、伏見、栄を中心とした都心部と、楠~水分橋近辺の庄内川流域が5Gエリアとされています。

実際に栄の街を歩いてみたところ、5Gを確実に掴むエリアは狭かったです。三越やスカイルの周辺では4Gでの接続で、オアシス21の中(※この中にドコモショップあり)に入って、はじめて5G電波を安定して受信できました。そのオアシスの中でも、地下店舗の奥へ入ってしまうと4Gに切り替わってしまう時があり、5Gの繋がりはまだまだといったところです。

速度的には問題ないですが、4Gとの速度差が感じられるかと言ったら、そこまでの体感差を感じられるところまでではないようです。

ドコモの5Gはまだ発展途上。これから自宅や職場を含めたエリアが5Gエリアになってはじめて、その真価がわかるのではないかと思います。個人的にはまだ4Gで充分です。

これぞプレミアム

目論んでいたことが完全に達成できない状況なのはかなり惜しいですけど、それ以外は最高峰のスマホ。定価10万超えに恥じぬスペックと使い勝手を実現できていると思います。

V60 ThinQは買って損のないスマホだと思います。

皆さんもLG最後の勇姿をぜひお手元に。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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