【レビュー】テレワークのお供になるか?セリアのスタンドマイクを使ってみた

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みずにゃん

テレワークでオンライン会議を使うときに、マイクの音質に不満を覚えたことありませんか?そんな不満を110円で改善してくれる助っ人が、セリアのスタンドマイクです!どこまで実用できるクオリティなのか、チェックしてみました!

テレワークやオンライン会議の必須アイテム、マイク

最近では、世の中の情勢から、テレワーク(在宅ワーク・リモートワーク)などを導入する企業も増えてきました。

今でもマクドやスタバなどの飲食点やカフェに行くと、以前にも増してノートパソコンやタブレットPCを開いて作業をして見える方も増えたように思います。

幸い僕の部署は会議というものが存在せず、オンラインチャットとGoogleドキュメントでやりとりをしていましたが、ZOOMなどのオンライン会議を導入している方も多いはず。

そのオンライン会議で必須になってくるのが、マイクです。大体のデバイスにはマイクが内蔵されているのですけど、音質の面や音の拾い方の問題があるため、外付けマイクを買われていらっしゃる方も多いかと思います。

また、ステイホームの高まりを受けて、オンラインゲーム・スマホゲーム等でボイスチャットを採用する作品も増えています。

そんなオンライン会議や、ボイスチャットなどに使えるマイクが、なんとセリアで110円で出ているのですが、あまり誰もレビューしていなかったので、僕が試してみることにしました。

なぜ、外付けマイクが必要なのか?〜指向性の話〜

セリアのスタンドマイクを説明する前に、なぜ外付けマイクが重要なのか、説明したいと思います。

マイクには「指向性」というものがあります。簡単に言えば、音の拾い方、音の拾う方向の特性のことです。

一般的なパソコン、スマートフォンなどのマイクは、「双指向性」という方式が広く採用されています。この方式では、「無指向性」に比べれば音の拾う方向は狭いですが、それでも左右の音をガッツリ拾ってしまうため、自宅ならともかくカフェなどで使う場合に、周囲の雑音を大きく拾ってしまうことがあります

その問題を解決してくれるのが、「単一指向性」タイプ。これであれば音を拾う範囲を狭めることができ、自分の声をクリアに拾いやすくなるメリットがあり、スタンドマイクの他にも、カラオケマイク、ピンマイク、YouTuberが使うようなカメラマイクなどでも採用されています。

ノートパソコンと外付けマイクで音の広い方が違うのは、指向性が違うからなんです。

▼図解・詳細はこちらの方の解説をどうぞ。

セリアのスタンドマイク

セリアには、スタンドマイクとピンマイク(クリップタイプ)の2種が販売されています。ピンマイクはわりかし前から置いてあるんですけど、スタンドマイクは2ヶ月くらい前に発売されているもののようです。

製造元はおなじみ丸七(株)で、「XYY-76」の型番が付与されています。プラグは3.5mmの3極ステレオミニプラグで、4極ジャックのスマホでは使用できないとも記載されています。コード長は1mです。

パッケージはスタンドと本体が分離された状態で入っているので、組み立てる必要があります。とはいえ、ものの10秒で組み立てられるレベルです。スタンドにはちゃんとコード穴も用意されています。

アームはフレキシブルタイプで、自由自在に自分の好みの向きで使えます。

スタンドと本体部が分離されているので、スタンドを用いずに手に持って使用したり、カメラ用マイクとして使うこともできそうですね。

聴き比べで実力を見てみた!

今回は、3種のマイクで聴き比べてみようと思います。

1つは、RODEのカメラ用ガンマイク「VideoMic GO」で1万円強する動画撮影用のモデルです(カメラ用マイクの中では比較的安価な部類)
うらにゃんの要望で、動画撮影用に購入したものです。

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もう1つの比較対象は、前々から家にあったサンワサプライのスタンドマイク。型番不明ですが、今回のセリアのと同じく、会議などオフィス用途を想定したものと思われます。
ちなみにこのサンワサプライのスタンドマイクはセリアのよりマイク部が大型で、スタンドが小型です。セリアのは省スペースにならないのがもったいないですね。

今回は、V60 ThinQ 5Gのプリインアプリ「HDオーディオレコーダー」のデフォルトの設定で僕のボイスを録音しました。喋り方については突っ込まないでください・・・(笑)

RODE VIDEOMIC GO
セリア スタンドマイク
サンワサプライ スタンドマイク

ざっと聴いたところ、やはりVideoMic GOがもっともクリアで明瞭なボイスになっていますが、セリアとサンワサプライのスタンドマイクも明瞭に声が聞き取れるレベルにはなっていました。セリアのマイクはややこもった感じの声がし、サンワサプライのほうが透明感がやや高く出る傾向ですが、”よーく聞けば差がわかるね”くらいのものに感じました

音質をさほど求めないのであれば、セリアのでも充分問題はなさそうな気がしました。また、今回のテストで4極ジャックのスマホでも問題なく使用できることもわかりましたね。

まとめ:クリアさはやや劣るが、110円とは思えないほど良好

今回セリアのスタンドマイクを使ってみて思ったことは、メーカー製の同ジャンルよりは多少の劣りはあるものの、110円とは思えない高品質で実用性が充分だったことです。

残念ながら騒音の多い環境で今回テストしなかったのでそういった環境での使用に耐えうるかまではちょっとわかりませんが、在宅であまり音質を気にしなくて済む、オンライン会議では威力を発揮できそうですし、YouTube等のちょっとした録音程度なら使えるんじゃないかと思いました。

セリアのマイクが、テレワークの助っ人になる日が来るかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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