ソニーのAPS-C大口径ズーム「DT 16-50mm F2.8 SSM」(SAL1650)の魅力

このサイトでは
アフィリエイト広告を表示しております。
ご了承の上、お読みください。 
▶詳しくはこちら

みずにゃん

サブシステムとして稼働しているSONYのAマウント。α77世代のキットレンズの「DT 16-50mm F2.8 SSM(SAL1650)」が安価かつ高性能で気になり、手に入れてしまいました。

α77のキットレンズ「SAL1650」

最近は相変わらずサブシステムのAマウントで遊んでいます。すでに常用の大口径ズームレンズ・タムロンA16(17−50mm F2.8 Di II XR)を購入していますが、純正の大口径ズームレンズ「DT 16-50mm F2.8 SSM(SAL1650)」の存在を知って、気になってしまいました(笑)

というのも、このレンズはα77のキットレンズとして登場したレンズであるがゆえに、メーカー定価も中古相場も安いのです。タムロンA16にはない防塵防滴仕様であることに加えて、キヤノンやニコンでは当たり前の装備となっているSSM(超音波モーター)を搭載していることがウリです。

ソニーのAマウントレンズでは、製品名の「SAM」がレンズ内モーター、「SSM」が超音波モーター搭載を意味しています。「SSM」はキヤノンのUSM・ニコンのAF-Sレンズに相当します。

この「SAL1650」なんですが、写りの評判が高いんですよね。SSMによるAFの性能はまあまあのようですが、写りに関しては、ツァイスレンズの「SAL1680Z」を凌ぐ、とも言われています。

“外観美品”をゲット

あまりにも気になったので、近場のキタムラでSAL1650をゲットしました。レンズ内の状態は前面から見て目立つほどの大クモリ(バルサム切れ?)があるものの、相当絞らないと写りへの影響を感じなかったので、ヨシとしましょう(笑)

それよりも、元箱が付いていて、外観は傷が一つも見当たらないほどの超美品。もちろんフードも取説も付いています。おそらくですが、前オーナーはあまり使っていないうちにクモリが進んでしまったのだと思います。

これで15,000円なら、充分安いのではないでしょうか?
そう、個人的には思います。

画力をサイズでカバー

SSMモーターはとても静粛で、スッとピントが合う印象です。ニコンのAF-Sモーターよりもおとなしく、気持ちよく使える一本に仕上がっているなと思います。

ボディサイズはα77向けなところがあり、やや大きめ。α55につけるとややヘビーな感じがして、ソニー機で数少ないせっかくの機動性を損なってしまうのはやむを得ないところでしょうか。

ですが、その画力はタムロンA16はおろか、これまで触ってきたAマウントレンズでトップクラスだと思います。F2.8通しの明るさを確保できるのですが、絞り開放からシャープです。歪曲はそれなりという感じではありますが、少なくともタムロンA16よりは確実に高画質です。

SAL1650は普通に触れてみて、コストパフォーマンス抜群の一本だと気づきました。その描写力は、言葉では言えないくらいです。α55に付けているのがすごくもったいない気がしてなりません。またα77あたりの中級モデルが欲しくなってしまうところですが、あくまでサブシステムなので今は心のなかで止めておこうと思います。

おまけ:”100円レンズ”がまた増殖

ここからはおまけですが、Aマウントが再度生えるきっかけとなったレモン社にて、またまた100円のAマウントレンズを、今度は2本も見つけてしまったので、購入しちゃいました。

ミノルタ AF 24-85mm F3.5-4.5

フルサイズで24〜85mm域に対応した、標準ズームレンズ。このレンズはニュータイプもありますが、この個体はピントリングにギザギザの入っていない初期型です。

なんでも、24mmスタートの標準ズームは、ミノルタが先駆だったと聞きます。24-85mmはニコンなど、他社からも出ていますが、ミノルタが最初だったとのことです。

こちらも大クモリがあったのが100円ジャンクの理由ですが、とても状態が悪いとは思えないほどに良い写りをしてくれます。先日の35-70mmをも凌駕する出来。ぜひともフードも探したいところですね。

ミノルタ AF Xi 100-300mm F4.5-5.6

かわって、こちらは各社で電動ズームが流行った世代の望遠レンズです。とりわけ電動ズームに力を入れていたのが、ミノルタとペンタックスでした(逆にニコンは電動ズームには消極的でした)

ミノルタでは、「Xi」シリーズでボディとレンズともに電動ズームに力を入れていました。今回の100−300mmはXiシリーズ以外のボディでも電動ズームが動きます。デジタル機でも電動ズームが使えます。

この個体は、電動ズームの不具合でうまく動かないのと、カビが生えているのが100円の理由のようです。写りはまだあまり撮っていないので今回は評価しませんが、作例が集まってきたら、75-300mmとの比較も含めて、また記事にできたら、と思っています。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

こちらもチェックしてみてください!