【レビュー】衝撃の4999円!ゲオの激安ノイズキャンセリング付完全ワイヤレスイヤホンの実力は!?

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みずにゃん

ゲオが販売しているフルワイヤレス上位モデルとなる4999円のフルワイヤレスイヤホンは、なんとアクティブノイズキャンセリングを搭載した意欲的なモデル。5千円でANCを実現できるところに興味を持って買ってみました。

ゲオの会心の一撃 5千円で買えるノイキャンフルワイヤレス

レンタルやゲームショップとしてよく知られているゲオですが、最近は家電製品の販売を強化しています。

単にメーカー品の新品や中古家電を買取販売するだけでなく、最近では本業のレンタルやゲームとの繋がりの強いAV系のアイテムをゲオ専売で発売することも増えてきました。

とくに完全ワイヤレスイヤホン(フルワイヤレスイヤホン)については、中国メーカーの商品をゲオ専用にリブランドしており、2〜3千円台の安価な商品を中心に、多数の製品が発売されています。

今回紹介する、税込4,999円のモデルは、そのゲオの完全ワイヤレスイヤホンの中でも上位モデルに位置づけられる戦略的なモデルです。なんでも、アクティブノイズキャンセリング(ANC)が搭載されていることがこのイヤホンの最大のセールスポイントです。今年の2月に4,999円のサービス価格にて発売され、売れ行きが好調だったことでそのままこの価格が定価となったものです。

最近になって、大手のメディアでも話題となっており、店頭でもPOPなどが猛プッシュ状態でしたが、めったにゲオに行かないのでその存在は今まで知りませんでした。
今回、当ブログの記事をシェアくださったTwitterの読者様から「ゲオのノイキャンが気になる!」とレビューを熱望されておられましたので、それに応えるべく購入して試してみることにしました!

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みずにゃん

情報提供ありがとうございます!

激安なのに高いカタログスペック

このイヤホンは4,999円と激安ですが、高いカタログスペックを実現しています。

ゲオ アクティブノイズキャンセル 完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE500HT01」主なスペック

  • Bluetooth5.0
  • 対応コーデック:SBC・AAC
  • 重さ:ケース約43.2g、イヤホン片側約5.5g
  • 充電時間:充電ケース約3時間 イヤホン本体は約2時間
  • ケースの充電規格:USB Type-C・Qi(ワイヤレス)
  • 連続再生時間:ANC ON時は約4.5時間 OFF時は約6時間
  • ノイズキャンセルのモード:ANC ON・アウトドアモード・ANC OFF
  • 本体にタッチセンサー搭載
  • ハンズフリー通話対応
  • イヤーセンサー搭載
  • 音声アシスタント対応(Siri・Googleアシスタント)
  • 7mmダイナミックドライバー
  • 防水(IPX4)

その他詳細スペックは公式サイトの商品情報ページをチェックしてください。

パッケージ記載の機能説明。非常に多機能だ。
取扱説明書に記載のANCの説明

アクティブノイズキャンセリング(ANC)については、通常のモードとアウトドアモードから選べます。アウトドアモードは外部音を取り込めるため、ジョギングなどのスポーツ時での使用に向いています。ノイキャンそのものをオフにすることも可能なので、静かな環境(自宅や図書館など)で聴くときはバッテリーの減りを抑えることができます。
ノイキャンモードの切り替えは、左のタッチセンサー長押しで切り替えられます。

また、イヤーセンサーも搭載しています。イヤーセンサーは本体が耳から外れると音楽再生が自動停止し、再度着けると再開できるというものです。

安っぽさを感じない質感

パッケージが無駄に大柄ですけど、中身は大したサイズじゃないです。

本体もケースも金色のアクセントが入っていて、上品な仕上がりです。外装には特殊UVコーティング仕上げがされていて指紋がつきにくくなっています。よく手に触れるものだからこそ、このあたりの配慮が嬉しいです。

ケースはLEDランプでステータスが分かるようになっていますが、ちょっと分かりにくいです。せっかくこの価格なのだから、ケースバッテリーのパーセンテージ表示があるといいのにな、とは思います。

付属品は、充電用ケーブルとS/Lサイズのイヤーピース。保証書は取扱説明書に内包されています。

中身

低域がアタックがハンパない

さて、今回もV60 ThinQ 5Gに接続してApple Musicの音源をストリーミングで聴いてみます。

結論から言いますと、低域寄りの弱ドンシャリ。一通り聴いた感じ、ストレートだけどドシドシアタックが来る印象です。

ただ、個人的には低域が強すぎて他の領域が潰されてしまっている点に、物足りなさを感じます。低域も量こそ素晴らしいのだけれど、粒立ちだとか締まりというものは無縁と思えるほど質感に関しては良好とは言えません。

数時間聴いているうちに若干低域の暴れ方が引っ込んできた感じはしますが、手触りならぬ”耳触り”に関しては、僕の期待とまでは行かなかったみたいです。

個人的には、シャオミのBasic 2のほうがスッキリしているし透明感もあって、ノイキャンが不要ならBasic 2で充分かな、という結論になりました。

使い勝手はめちゃくちゃいい

音質は個人的にイマイチでしたが、使い勝手はまずまずだと思います。Type-C充電のみならずワイヤレス充電にこの価格帯のモデルで対応している点もプラスポイントだと思います。

ケースの充電端子はType-Cで汎用性は高い
Qi規格対応でワイヤレス充電可能。写真の充電器はキャンドゥの550円のものだが、正常に充電できた

また、本体のタッチセンサーはALPEXのフルワイヤレスのように敏感すぎず、適度なタッチでちゃんと機能してくれる点も◎だと思いました。

気になるノイキャンの効きは?

そして気になるノイキャンの効きですが、DC駆動でない普通の扇風機を風量強モードにして試しました。当然ですが、風量強モードはかなりの音が出ます。

その真横で効果を試してみたところ、ANC ON(通常モード)では扇風機の動画音がほとんど聞こえなくなるほどの高い効果が得られました

アクティブモードにすると動作音がある程度は聞こえるようになり、OFF時とそれほど変わらなくなります。アクティブモードとANCオフの差は、どちらかというと音質の差のほうが大きいようです(アクティブモードのほうが低域が強い)

スポーツをせずに通勤通学で使うなら通常モードで充分満足できるノイキャン性能ではないかと思います

総評:音質よりも使い勝手を優先

個人的には今回のゲオのノイキャンワイヤレスイヤホンは、音質よりもトータルでの使い勝手に徹して作られている仕上がりに感じました。

ノイズキャンセリングが不要であれば同価格帯で音の良いモデルが他にもあるので、わざわざ多機能なコイツを選ぶほどのメリットはないかと思います。

逆に、通勤通学などで使用したいのであればノイキャン性能の高い当モデルは非常に買いだと思います。フルワイヤレスなだけに落とすリスクを考えると、この価格帯のほうが安心して使い倒せるのではないかと思います。その点で、全国のゲオで4999円で気軽に購入できる点はかなりポイントとしては高いと思います。

安くノイズキャンセリングを手にしたい人には、うってつけの一品となりそうです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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