【レビュー】キャンドゥ・ワッツで330円のデュアルドライバーのイヤホンが登場!

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今日はこんな記事です

キャンドゥやワッツから100円ショップ初のデュアルドライバー搭載イヤホンが330円で登場しました!この超低価格でデュアルドライバーの恩恵はどこまであるのか、ダイソーALシリーズとも比較しながら、試聴してみました。

100円ショップ初のデュアルドライバーイヤホンが登場

前回レビューしたキャンドゥの550円ヘッドホンの口コミを調べていたら、どうやらこの550円ヘッドホンと同じメーカーさん(株式会社E Core)が“デュアルドライバーのイヤホンをワッツとキャンドゥで出している”という情報を見つけました。

ヘッドホンを買ったときは時間がなかったので、詳しく見ておらず、イヤホンについては知らなかったのですが、デュアルドライバーということでめちゃくちゃ気になってしまったので、次の日、別のキャンドゥへ出向いて探してみたら、置いてありました。

330円デュアルドライバーイヤホン。100円ショップ系では2DDのイヤホンは初ではないでしょうか?
素材とチューニングにこだわっているダイソーの同額のラインとは違って、ドライバーの数で攻めるというのは正直予想もしていませんでした。

複数チェーンで取り扱われている商品ではありますが、どうやら、キャンドゥではブラックとホワイト、ワッツではゴールドのカラー展開のようです(パッケージは同じでスペックに差はないはず)

キャンドゥ・ワッツ「デュアルドライバーイヤホン」(330円・E Core)スペック

  • ケーブル:1.2m
  • プラグ:3.5mmステレオミニプラグ(4極)
  • 周波数:280Hz±56Hz(←?)
  • インピーダンス:16Ω±15%Ω(←?)
  • リモコン/マイク付き

それでいて、マイク付き・ボリューム付きとスペックはいたれりつくせりに見えますが、実際はどうなのでしょうか?周波数やインピーダンスの書き方などが独特の表記ですが、どういう理由でこうなんでしょうか?

これまた安っぽさに全振り

同社の550円ヘッドホンと同じで、素材やパッケージは安っぽさに全振りの構成です。”高音質”の文言はなく、立体音響が楽しめることがウリのようです。

ハウジングに、ゴールドの大小の丸があり、これが2DDであることを証明しているほか、デザイン上のアピールポイントにもなっています。
イヤーピース側から見てみると、ホワイトの場合は2つのドライバーが縦並びになっているのがよくわかります。ドライバーはどうやら同じサイズですね。
プラスチッキー全開ですが、半スケルトンで面白いデザインだとは思います。

イヤーピースは1サイズのみで装着感はイマイチなのは100円ショップ系イヤホンあるあるですね。セリアで売っている丸七のイヤーピースやソニーのハイブリッドイヤーピースに変えてあげると良いかもしれません。

リモコンはスライド式ボリュームと通話ボタンが搭載されていて、通話だけでなく曲送りなども行えます。ダイソーの330円ALシリーズにはないボリュームがあるのは利便性の面では○です。

余韻は良好。肝心のバランスは・・・?

今回も前回と同様に、LG V60 ThinQ 5G(L-51A)のステレオミニプラグに挿して、「Hi-Fi Quad DAC」をオンにしてApple Musicの配信音源で試聴しています。

エージング前のファーストインプレッションであることにご留意ください。

バランスは正直言って微妙。弱かまぼこ型の出方です。モコモコボワボワしていて、クリアさとかキレとかは無縁の世界にあるともいえます。2DDならではの迫力感もいまいち感じられません。

ただ、ブーミーだったりキンキンだったりはしておらず、落ち着いた鳴り方をしているのは好印象ともいえます。少なくとも、110円とか220円イヤホンの荒ぶり方よりはマシだと思います。各領域とも量は充分にあります。

そして、このデュアルドライバーイヤホンで最も感心したのは、余韻の良さです。バラードを聴いていると伸び伸びしていて気持ちいいです。鳴りっぷりに落ち着きがあるので、聴く曲も落ち着いたムードの曲だと余韻に浸れやすいのかなと思いました。

ダイソーのALシリーズとどっちが良い?

330円の同価格帯では、すでにダイソーの新しいALシリーズ、旧モデルのHQシリーズと、ダイソーHQと中身同じらしいワッツの330円イヤホンがあります。

個人的には、トータルで見ればダイソーALシリーズの圧勝だと思います。ハウジングがアルミ製でデザイン上の高級感もありますし、そのアルミ素材を生かした透明感の高いシャキッとした出方、好みで選べるチューニングバリエーションが魅力です。その反面、アルミハウジングうえに高域がややきつめなので、人によっては不向きな人がいるかも知れません。

今回のデュアルドライバーイヤホンは、解像感やクリア感には乏しいものの、全体を通してマイルドな味付けです。変に暴れる傾向もなく、伸びが素直でいいので、思ったよりもバラード曲やジャズ音源との相性も悪くありません。
逆にロック等は低域が団子状態になりやすいので、キレの良いダイソーALがおすすめです。

でも、2千円かけるともっと幸せになれるよ。

最後に言わせてください。この記事の話は、あくまで100円ショップ系では、の話になっちゃいます。予算があるのでしたら、2〜3千円クラスのイヤホンをチョイスすると幸せになれるのも事実です。
2千円以下で素晴らしいキレと迫力を実現しているベストセラー”有線ピヤホン1″や、ASMRにも最適のファイナルのE500あたりをぜひとも試してみてほしいですね。

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