たった1000円で最強音質!?JVC「HA-FX14」レビュー!

たった1000円で最強音質!?JVC「HA-FX14」レビュー!

 

昔低価格なイヤホンをいろいろ漁って買ったものですが、最近またいろいろ気になりだしてきています・・・(笑)
というわけで今日は、1,000円以下で売っていた新しいイヤホン「JVC HA-FX14」をレビューしていきます!

JVCの1000円ライン

ビクター→JVCの1000円クラス(実店舗の価格が980円前後)のカナルイヤホンは、「FX1x」のラインで展開されています。

 


僕が音楽を聞くようになった2009年前後の現行機種は「FX10」で、その後まもなくマイナーチェンジモデルの「FX11」が登場しました。

当時のFX10も、ドンシャリで篭りがそこそこあるのは仕方ないとしても、バランスが良く聞き疲れしにくい素直な音の出方で価格からして優秀でした。

当時の2ちゃんねるではこれに加えてパナソニックの「RP-HJE150」、マクセルの「HP-CN01」が3大1000円イヤホンとして有名でした。HJE150は現在でも販売されているロングラン選手ですね(こちらもなかなかいい音が出ます。モデルチェンジさせるほどのやる気はないのだろうか笑)

 


その後、後継機として登場した「FX12」では音質はそのままで、ハウジング部のデザインが左右非対称となりLR表記を見なくても区別できるユニバーサルデザイン的要素が採用されました。

 


今回レビューする「FX14」は今年2月に発売。このFX12の後継機種の位置づけです。

FX12の登場から早5年、満を持して発売されたFX14の実力は?

 

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高級感がアップ



今回のFX14はデザインが大幅に変更され、ハウジング部にメタリック処理がされるようになり前代までの安っぽさが払拭されて高級感があります。左右対称に回帰し、デザイン面は◎


FX12まで細くてヤワく見えたコードは太くなり、L字プラグも大型になって耐久性はより良くなっている印象を受けます。ただしコードが太くなった分タッチノイズもやや大きくなってしまったのが難点。

 

イヤーピースはXS/S/Mですが、サイズ感では従来のS/M/Lにそれぞれ近く、FX12までのそれとは別物です。中でチャカチャカ音がするタイプなので、それが嫌な人はソニーのハイブリッドイヤーピース等に交換するのがおすすめ。

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デザインが変わったことにより、”シュア掛け”が可能、というか容易になりました。シュア掛けとは主に米SHURE社のイヤホンで採用されている耳掛け式の装着方法で、海外メーカーの高級機種でよく見る付け方です。

FX14ではこのシュア掛けが自然な感じでできるようになり、気づいたら無意識でシュア掛けしていた、なんてことも。これによりタッチノイズを軽減できます。

ただしシュア掛けする場合は左右が逆になることに注意です。

バランスを追求した音

音質面でも改良が加えられています。FX14ではダイナミックドライバーが新しくなり、FX12との比較で若干サイズアップしています。

他社イヤホンでもそうなのですが、ドンシャリ(高音と低音が強く聞き疲れしやすい)の傾向が弱くなりフラットな音に近づきづつあるのがトレンドです。

FX14もFX12までと比べるとドンシャリの出方が薄くなり、“弱ドンシャリ”でかつ、バランスの良い出方をしています。
篭りもかなり少なくなり、解像度では物足りないものの、かなりスッキリとした出方になっています。

 

大きめのMイヤーピースを装着すると、低音域がびっくりするくらい出ます。ソニーのXB55並に出ているかなと思います。それでも中音〜高音が押しつぶされることはありません。イヤーピースを小さくすると低音はおとなしくなり、フラットな出方に近くなります。

 

1000円でこの音は、以前なら考えられないと思えるほどのものでした。

これ1000円でいいんですか?

音質的には不満の少なかった従来のFX1xシリーズですが、チープな外観やヤワそうに見えるコードなどが数少ない弱点でした。

今回のFX14は、それらの不満点が一気に解消され、音質もさらにブラッシュアップされて「これ本当に1000円なの?」と疑いたくなるほど進化しています。

1000円、いやネットではもっと安いのですが、この価格なら多少外でも雑に扱いやすいしデザインも上品なので、気兼ねなく外へ持っていけます。

何個か予備を買ってストックしておいてもいいかと思いますね(笑)

 

スマホの普及やハイレゾ対応端末の登場で、iPodやウォークマン等の低価格ラインの音楽プレーヤーが軒並みディスコンとなり低価格イヤホンの需要が下がる中、さらに上海問屋やAmazonで売られているような中華イヤホンの台頭の中で登場したFX14。各社が低価格のラインから手を引き、日本メーカーで低価格モデルに積極的なのはエレコムとJVCくらいになってしまいました。

そんな中で、この1000円クラスのラインを維持しているJVCは素晴らしいと思います。今後も頑張って欲しいですね。

 

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