【レビュー】キャンドゥから550円ヘッドホンが登場!どこまで”高音質”なのか!?

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今日はこんな記事です

キャンドゥ初の”高額”ヘッドホンが登場しました。シンプルで安っぽさ全開の550円ヘッドホン。パッケージには「高音質ヘッドホン」と書いてありますが、どこまでの音が出せるのでしょうか!?音の良いスマホに繋いでいざ試聴!

キャンドゥで「高音質ヘッドホン」を発見

梱包資材を買いにキャンドゥへ行きました。
ついでだと思い、いつものごとくウォッチングしていたら、今まで見たことのない”新種”のヘッドホンを見つけました。

550円(税込)「高音質ヘッドホン」です。

ダイソーではこの500円ラインのオーバーイヤー型ヘッドホンはすでに2年ほど前から展開していますし、一回り安い330円のラインでも、従来からの折りたたみ式と今年出たスタイリッシュタイプが出ているから、この価格でヘッドホンを見つけるのは物珍しくなくなってきてますが、今回紹介するヘッドホンは、“キャンドゥ初の550円有線ヘッドホン”ということもあり、2秒で手を伸ばしていました(笑)

この高音質(?)ヘッドホンの特長とスペックは以下の通り。

キャンドゥ「高音質ヘッドホン」のスペック

  • ケーブル長:1.2m
  • プラグ:3.5mmステレオミニプラグ(3極)
  • 周波数:20Hz〜20KHz
  • インピーダンス:32Ω

方式は記載されていませんが、ダイナミック型のごく普通の密閉型ヘッドホンです。ドライバー径も記載ありませんが、オンイヤー型のイヤパッドなので、20~30mm台くらいではないかと思います。

発売元は「株式会社E Core」という会社です。この会社は、ワッツやキャンドゥなどに100円グッズを卸している会社で、今回は確認していませんが、どうやら両チェーン向けにダブルドライバーのイヤホンも最近出しているらしいです。

安っぽさとシンプルさに全振り

この「高音質ヘッドホン」の特徴は、なんと言ってもシンプルであることと、安っぽさ全開なこと。パッケージも「ホンマに550円かよ〜?」って思っちゃいそうなブリスター式で、なんかゲーセンの景品チックな感じがします。パッケージデザインまでこだわってきているダイソーとは対照的です。

ダイソーの330円がソニーっぽいとすると、こいつはなんとなくオーディオテクニカっぽさを感じます。ただし、質感などは全く別物で。とはいえ、ダイソーの550円と比べてみるとブラックボディなのでおもちゃ感や作りの精度は比較的良好だと思います。

パッケージの時点でわかりますが、スイーベル可能なモデルです。DJヘッドホンのように片耳モニターができるのが、他の100円ショップのヘッドホンにはできない芸当です。

金メッキ処理されたプラグは”携帯カバーに干渉しにくい”ように設計されていて、G8X ThinQV60 ThinQ 5Gにデュアルスクリーンを装着した状態でも問題なく使える点は嬉しい配慮です。
ただし3極なのでヘッドセット的な使い方はできないことに注意が必要です。

コードは細めで貧弱に見えます。550円なのであれば、もうちょっと太くても良かったんじゃない?と思います。タッチノイズもやや多めなのが残念。

装着感はオンイヤータイプなので、個人的には好みじゃないです。30分くらいで耳が痛くなってきます。イヤパッドについては思ったよりは蒸れないようにできていました。

音は・・・そこまで?

今回は、V60 ThinQ 5G(L-51A)に挿して、LGハイエンド機に搭載の「Hi-Fi Quad DAC」をオンにして、Apple Musicの配信音源でチェックしています。
余談ですが、Android版でもApple Musicの空間オーディオは対応しています(ロスレスは非対応?)

音に関して、結論から言います。
トータルでダイソーの330円のヘッドホンのほうがちょっと上手です。

このヘッドホンで良いなと思ったのは、低音の量感。ズンドコ鳴り響くから迫力はとても良い

ただし、低域に寄り過ぎで、中高域が埋もれてしまっています。ボーカルも遠く、全体を通してアンバランス感があります
単純な迫力はあるのですけど、スピード感がないから、ロック音楽ですらのっぺり聞こえてしまうのがなんとも・・・。

とはいえ、100円ショップ系の330円、550円のラインならこんなもんか、というレベルです。少なくとも110円のラインの酷さではないし、だからといって1000円ちょっとのメーカー製エントリーモデルのレベルまで達してはいないような、そんな印象です。ダイソーの330円でも感じたノスタルジックな鳴り方をします。

Apple Musicの配信音源に起因する音質劣化も少なからずあるので、じゃあSTAXのイヤースピーカーのような高級機だったらApple Musicでもすごく良くなるかと言ったら正直そうとも言い切れないのは事実です。
ですが、1万円しないALPEXのフルワイヤレスイヤホンで好印象な音が出ていることから、Apple Musicだからこんな音なんだね、ということではなく、他の音源でもこんなもんなのかな、と思っています。

あくまでこの評価はエージング前のファーストインプレッションなので、その点は留意ください。

まとめ

キャンドゥの高額商品は徐々に充実してきていますが、このヘッドホンもキャンドゥ商品の充実化の面で貢献してくれたのではないでしょうか?

品質はまだまだダイソーには及びませんが、いつかダイソー製品と並べて甲乙つけがたい比較レビューを書けるくらいになってほしいものですね。

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