フルサイズミラーレスを我が手に!Nikon Z6を導入!【画質・実写編】

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今日はこんな記事です

「Nikon Z6」の記事も今回で最後。最後は、画質のことを中心に、作例を交えながら紹介しています。高い解像感と自然な色味が最高。NIKKOR Zレンズがほしくなってしまうくらい、魅力的な画です。

「Nikon Z6」の記事も、今回が最後です。今回は、画質について作例を交えながらレビューしていきます。

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Fマウント機を遥かに凌駕する高画質

Zマウント機の最大のセールスポイントは”高画質”であること。Z6は2450万画素のフルサイズセンサーと、画像処理エンジン「EXPEED6」(D610はEXPEED3)を搭載。

画素数そのものは大差ないのですが、解像感がまるで別物。D610では全体的にどのレンズを使っていてもモヤッとした感じが強く、とくに仕事で商品撮影をするときにビシッといかないのが不満でした。

Z6では、単にシャープネスが上がっただけでなく、立体感や空気感をより感じられるようになっていると感じます。とくに色合いがFマウント機と比べて大幅に良くなっています。
D700もD610もそうでしたが、Fマウント機はJPG撮って出しがいまひとつで、RAW現像を前提とした仕上がりでしたが、Z6ではJPG撮って出しでも充分耐えられる仕上がりです。JPG撮って出しの評価が高いフジのXマウントとも並べられるレベルになってきたと思います。

ここからは、作例をお見せしながら見ていきたいと思います。

24-120mmでナノクリレンズの魅力を引き出す

僕が常用している「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」は、ナノクリスタルコートを搭載した5倍ズームレンズです。

D610で使っていると面白みのないレンズだと感じていたのですが、Z6ではAFが速くなり、サクサクと撮影ができる機動性を高く活かすことができるようになった気がします。D610で使っていたときはヌルっとした感じがどうも気に入らなかったのですけど、Z6では解像感がぐっと改善し、商品撮影はもちろん、ポートレートでもギリ耐えられるくらいにはなったかと思います。

開放~F5.6くらいまでは眠たさも感じますが、F6.3あたりから急に目覚めた仕上がりになり、周辺の流れも改善されます。

この作例は、NX StudioでRAW現像しています

さすがナノクリスタルコートを搭載しているとだけあって、晴天下での写りはピカイチです。フレアやゴーストはほとんど出ないのはナノクリの実力でしょう。

ところが、Z6に付けたときの物理的なバランスはあまり良くなく、頭でっかちになってしまいます。ボディが軽いもんだから、レンズが垂れ下がってだらしないです。Zマウントで24-105あたりの倍率の高い標準ズームの登場が待たれるところです。

YONGNUOの35mmはZにマッチ

中華ブランド・YONGNUO(ヨンヌオ)の「YN35mm F2N」は、コンパクトなAF広角単焦点レンズ。
サイズ的にもZ6にちょうどいいバランスで、スナップ用のレンズに好適。

写りは、とても1万円の中華レンズとは思えないクオリティ。毛先一本一本まで、しっかりと描写できています。24-120で感じる物足りなさが全く感じられず、素直な出方をしています。

超音波モータではないもののAFは速くレスポンスは悪くありません。

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久々に”540EZ”が登場

部屋の整理中、カメラバッグを出土。中にF-801sとAFニッコール28-80mmのGタイプが出てきました。

28-80mmのGタイプは、「ニコンU」のキットレンズ。鏡筒の太さがFTZの太さとほぼ同じなので、付けたときにシュッとした出で立ちになります。
このレンズではAFを動かせずMFになりますが、EVFになったことでMFがやりやすくなっただけでなく、フォーカスエイドも優秀なので迷いまくりなAFより良いかも!?
Fマウントでもそれなりの高画質が楽しめる一本ですが、Z6だともっとカリカリな仕上がりになります。

バッグに一緒に入ってたのが、5年以上前に買った、キヤノンのフィルムEOS用スピードライト「540EZ」です。540EZはこれまでのFマウント機でもマニュアル発光できますが、Z6でもマニュアル発光できました

最近になって、うらにゃんを撮影したり、商品撮影の仕事に携わるようになって、ストロボの必要性を感じていました。手持ちの540EZを使うことで、540EZなしの状態よりもうらにゃんや商品が生き生きとした感じになります。購入して5年半、ようやく活躍の時がやってきたようです。

やっぱりNIKKOR Zがほしくなる?

Nikon Zシステムは、ソニーαやEOS Rの各モデルに比べるとスペック的には地味ですが、触ってみるとその良さが堪能できるカメラシステムとなっています。ニコンらしく質実剛健で、カメラの良さを最終的に左右する、使い勝手・フィーリング・画質の3点で他社モデルに負けない魅力を持っています。

とくに低感度を中心とした画質のポテンシャルの高さには驚くものがあり、もうFマウントには戻れない気がしました。

ここまで来ると、やはりNIKKOR Zレンズが気になるものです。50mm f/1.8 Sは従来の50mmでは味わえない写りが楽しめるようです。また、ロードマップでは、24-105mmがSラインで準備が進んでいることが明らかとなっています。たぶんF4通しで出るんじゃないかと思います。これが出たら今常用のAF-S 24-120/4Gから乗り換えたいと思っています。

予算的にもうちょっと先になりそうですが、Zレンズを増備できるように準備していきたいと思っていおます。

僕のカメラ熱をここまで再燃させてくれたZ6は、最高の相棒となりそうです。

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