内容的にいち早く他の皆さんへ拡散すべき内容のため、記事未完成ですが公開しています。画像は後ほど追加いたします。
キャンドゥで440円のワイヤレスマウスを発見し、購入したものの、無線マウスでは表示されているべきの「技適」マークが付与されていないことがわかりました。このマウスが技適を通過しているか不明ですので、キャンドゥ・メーカーの対応があるまでは使わないでください。そのまま使うと違法行為になります!!
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キャンドゥにワイヤレスマウスが登場してた
先日、キャンドゥへ行ったら、既存の110円有線マウスと並んで、440円のワイヤレスマウスが並んでました。新入りのマウスのようです。

ダイソーが330円のワイヤレスマウスを発売して以降、何種類か出ている100円ショップ系の無線マウス。今はワッツでも無線マウスを扱ってますし、ダイソーは550円のBluetoothモデルを出して驚かせてくれました。
今回のキャンドゥのは440円とダイソーやワッツの330円より100円高ではあるものの、6ボタンマウスとなっていて、多機能性が重視された製品となっているようです。
家に未使用のダイソーのワイヤレスマウスがあるので比較してみようと思い、何も考えずに購入しました。
Twitterでこのマウスの反応を見ながら電池を入れようとしたそのとき、とある問題に気づいたのです。
しかし、「技適」がなかった
「技適」マークが、どこにもない!
ワイヤレスマウスになくてはならない、技適のマークがどこにも記載ないのです。本体はもちろん、パッケージにも記載がありません。


そもそも「技適」とは?
そもそもの話、無線機器は本来、(電波法により)専用の免許を取得しないと扱うことができません。なぜ免許が必要かというと、大雑把に言えば、生活に必要不可欠な無線回線(緊急無線など)を妨害されないようにするためのものです。
とはいえ、Wi-FiやBluetoothを使う機器をユーザーが一個一個お役所に申請していくのは無理がある話なので、総務省が制定する「技術基準適合証明」(略して「技適」)という制度で、一部機器(PC、PC周辺機器、スマホ、Wi-Fi機器、Bluetooth機器、コードレス電話機など)では製造メーカーが申請をすることでユーザーが免許なく取り扱うことができるようになっています。
その代わり、メーカーにはユーザーの目の見える範囲に技適マークの表示が義務付けられています。本体や本体の液晶画面、添付のシール等で貼り付ける、などで技適を通過している証明が必要なのです。もちろん、無線マウスもこのマークが必須です。

もし技適を通っていない無線機器を使うと電波法違反になり、場合によっては懲役刑ないし罰金刑に処せられることもあります。
違反となるのは「使用」および「分解改造」で、販売・購入および所持は違反行為とはなっていません。
100円ショップ系の無線マウスも例外ではなく、ダイソーやワッツのワイヤレスマウスやBluetoothマウスでは裏面にこの技適マークの表示があり、購入者が問題なく使用することができます。
しかし、今回のキャンドゥのワイヤレスマウスでは、本体のユーザーの目に見える場所に表示がなく、パッケージにも表示がありません。
ひょっとしたら内部のモジュールに表示があるかも・・・ですが、このような場合はシールを付属させて貼り付けさせる必要があるため、そのためのシールの付属もないこのワイヤレスマウスは不適格です。分解してみてみたいところですが、技適が通ってないと分解すらもNGなので、やらないでおきます。
総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」ページでも、発売元の「株式会社クリエーション」の製品が全くヒットしないため、技適が通っているかすら怪しい気もします。なお、技適適合機器にはパッケージにお問合せ先の表示も必要ですが、記載されているのは社名と東京03の電話番号のみです。
どうやらYouTube上では、このワイヤレスマウスのレビュー動画で「技適が通ってない」と話題となったようですが、YouTubeのその動画は現在非公開となっており、詳細まではわかりませんでした。
まだ使うな。対応を待て。
技適が通っていない可能性があり、現状のまま使用すると前科が付くリスクを伴います。
おそらくですが、そのうちキャンドゥや発売元の㈱クリエーションから何らかの対応(製品回収や交換など)が行われると思われますので、それまでは待たれるべきです。
100円ショップという専門性の薄いお店で売られていることから、技適を知らずに使ってしまう人も多いでしょうから、早急に対応してほしいものです。両者の良識ある行動があればいいと思うのですけど・・・。
すでに買われたユーザーの方は、パッケージに記載の㈱クリエーションの問い合わせ番号までこの件について問い合わせたほうがよろしいかと思います。
僕も、買って開封しただけで、電池を入れるのをやめました。このマウスについては、対応が確定して技適の通過が確認できた時点で、改めて使用レビューを上げたいと思います。
購入することは違法行為ではありません。買われるのは自由ですが、電池を入れて通電させないようにしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。こちらもチェックしてみてください。
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この記事を書いた人

- Dreaming Factory 代表
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