今日はこんな記事です

STAXのエントリーで聞いていた僕が、今までメインにしていたSR-202の上位機種・SR-303と、セットのSRD-7/mk2を購入しました。SRD-7/mk2はオリジナルの改造が施されていて、世界でたった一つの豪華仕様。至高なヘッドホン環境の完成です。

STAXのグレードアップに着手

これまでSRD-6+SR-202というエントリーの組み合わせで聞いて満足していた僕ですが、やはり上のグレードに気になるのは当然なわけでして・・・。

一ヶ月ほど前の「オーディオシステムの近況報告」で、STAX製品を大量に導入した”STAX祭り”を紹介しました。その”STAX祭り”の火付け役となったのが、今回紹介する「SRD-7/mk2」「SR-303」です。

このグレードアップをきっかけに、ドライバーはSRM-T1S、イヤースピーカーはLambda Nova Signatureに至るまでエントリーからハイエンドまで揃う軍勢ができあがっています。

今日は、ひとまず「SRD-7/mk2」と「SR-303」の話をしましょう。

この2つは、某フリマで安価で見つけたものです。セットで中古38,000円は一台のヘッドホンとしては高価な部類にはなるかと思いますが、それでも中古相場より大幅に安く手に入るチャンスだったので、買いました。

↓これ

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世界でオンリーワンの”改造”SRD-7/mk2

「SRD-7/mk2」は、STAXのアダプター(昇圧トランスを用いないもの)の中で、唯一現行のプロバイアス(580V)に対応し、最新側をも鳴らし切ることができる良質なアダプターです。線材はLC-OFCが使用され、当時としてもクオリティの高い製品でした。

ただ、当時はすでにトランス型(アダプタユニット)のSRM-1系が登場しており、SR-α Proとの宣伝以外で大々的に宣伝はされず、SRM-1系と比べれば大したセールスにはならなかったようです。それでも、1995年の㈱スタックス工業の解散まで製造販売が続けられていました。

そのタマ数の少なさやプロバイアル対応であることも手伝ってか、某オークションではジャンクでも15000円~、完動品だと3万円前後もするたいへん高価な値段で取引されています。それゆえに、今回のSR-303セットで38,000円は非常に安い買い物です。

さらに、今回購入したSRD-7/mk2は各所改造がなされています。

①自作のウッドケースが取り付けられている
②入力ケーブルが交換されている
③スピーカー端子がバナナプラグ対応のものに交換されている

④ゴム足がオリジナルになっている

ウッドケースに入った姿がとても高級感がありそうです。届いてから見た実機は、かなり厚めの木板に入っており、ノーマルの姿に比べてはるかに重厚感と高級感が放たれています。

後日購入した無改造機と並べる。
左の改造機がSP端子と入力ケーブルの改造をされているのがおわかりだろう
入力ケーブルの先端はバナナプラグになっている

入力ケーブルは富士電線の5.5スケアでぶっといケーブルです。ここまで来るとオーバースペックのような気がしますが・・・。先端もバナナプラグ化されています。

背面のスピーカー端子もバナナプラグ対応のものになっています。ここまで改造されている割には、電源ケーブルはノーマルなのが不思議です・・・。

音は濃厚で伸びの気持ちいい出方です。SRD-6と比較してアラが少なく、解像感がぐっと増しているのがわかります。入力ケーブルの効果もあるのか、芯が太く、どっしりした構え。SRD-6でイマイチだったロック等の重低音重視のものも、SRD-7mk2改造機ならどっぷりと浸れます。

バナナプラグなのはAVアンプとの相性は良いのですが、メインで使っているオーレックスのSC-Λ90Fはバナナプラグに対応していないため、使用することができず、本領発揮できていないのが残念です。入力ケーブルの線を切ってしまって、撚り線の状態で付けてしまおうか?そう思ってるくらいです。

SR-303は長時間つけていても気持ちがいい

セットになっていた「SR-303」は、以前より使っているSR-202の上位モデル。膜の厚さは変わらないものの、イヤパッドの素材や線材をPC-OCCにするなどの面で差別化が図られています。

届いた実機を見てみると、たしかに本体色の変更以外に、イヤパッドとケーブルで差があることがわかります。
イヤパッドは202のようなツルツルしたものではなく、触り心地の良い、合皮のような感じのものとなっています(ちなみに最上位の404はより良い素材が使われているそうです)

ケーブルも、中の線材だけでなく、太さも異なります。ケーブルを太くすることで、情報量の増を狙ったのでしょう。

筐体そのものは、色が違うだけで全く同一と思われます。ただし、202で気になっていたきしみがほとんど感じられず、安定感があります(ただし202のきしみは個体差かも?)

どのドライバーとも合う万能型

SRM-T1Sともマッチングする。音も、見た目も。

202の場合はドライバーユニット(ないしアダプター)を変えると出方が変わる傾向が強く、ドライバーユニットを選ぶ傾向がありました。

それと比べて303は、ドライバーユニットやアダプターの違いによる音の差は、比較的抑えられている傾向にあります。202はプロバイアス出力でわりかし高域がきつめで疲れやすい音でしたが、303はマイルドで、202をノーマルバイアスで聴くときとそれほど変わりません。全体的に303はマイルドな味付けなので、長時間聴いていられます。

その変わり、ノーマルバイアスで聴いたときの感じ方は202に軍配が上がります。情報量が増えて解像度が増えた分、ノーマルバイアスでは輪郭のボケが目立つようになり、せっかくのシャープネスが失われてしまいます。303は202と真逆で、プロバイアス機で聴くのが良いのでしょう。

それを考えると、前オーナーの選択は間違っていません。SRD-7/mk2を中古で買ったか、以前持っていたイヤースピーカーを買い替えたかと思われますが、SRD-7mk2はプロバイアス対応なので、303の音色を出すにも最適なアダプターです。バナナプラグに変えてあることからしても、グレードの良いアンプで鳴らしていたのでしょう。

最初の頃は硬さも気になりましたが、エージングが進んでマイルドな仕上がりになりました。当然202より気に入り、Lambda Nova Signatureを持っている現在でも常用のヘッドホンとなっています。

みずほちゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。こちらもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

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なすのぞみずほ
尾張国に住むクソ人間(彼女持ち)
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