3/18サイトリニューアルオープン!

昨年11月に逮捕されましたことのご報告(下)

雑記

 

今日の記事は昨日に続き私が逮捕されたことのご報告です。

今日は、私が逮捕された後の生活について述べさせていただきます。

勾留生活とはどういうものか?


画像出典 11 留置場の管理運営 平成18年警察白書より

11 留置場の管理運営

カルロス・ゴーン氏の逮捕で関心を持たれた方もいらっしゃるかとは思いますが、勾留中の生活はどういうものか?

一般には6~7時に起床し、朝食後に”運動”と入浴の時間、日中は取り調べや面会がない場合は読書や昼寝などをして過ごし、夕食をとった後9時には就寝です。

画像出典 警察の留置場|はじめての刑務所体験記

警察の留置場|はじめての刑務所体験記

一般的な警察署の留置場の房は、畳敷きの3畳半で、トイレが付いています。食事や物品のやり取りは柵になっている扉の下に小さな窓(食器口)があり、そこから物をやり取りできます。

画像出典 警察内留置場の案内 留置所雑居房スケッチ

警察内留置場の案内 留置所雑居房スケッチ
通算180日留置場の生活を体験した著者が綴る。警察内留置場についての情報サイト。他刑事事件などのニュースや情報も配信。

物は差し入れの他、文房具やお菓子は「自弁」と言って自分のお金から購入もできます。お金は領置といって事務室での管理となり、そこに入っているお金から自弁の代金は差し引かれます。携帯電話など留置場で使用できない物品も同様に領置になり、釈放時に返してくれます。

また、服や本はそれぞれ「官服」「官本」といって留置場のものを借りることも可能です。服に関しては自殺案件などが起きないよう、紐付きのものやベルトは禁止されています。

留置場では名前ではなく番号で呼ばれます

冒頭で出た“運動”とは髭剃りやタバコの時間のことをさしています。

外部の情報は、朝刊新聞のほか、夕食時に正午のNHKラジオニュースから収集できます。

 

面会についてですが、弁護人との面会は回数・時間ともに制限がなく警察官の立会もありません。

家族などそれ以外の人との面会は、

  • 1回に付き3人まで
  • 1日1回のみ
  • 1回15分まで
  • 平日のみ
  • 担当官立ち会いあり

の条件のもとで許されます。ただし共犯などの理由で接見禁止処分がなされると一般の人との面会はできません。

 

差し入れは基本誰でも可能な他、不要になった物品の宅下げも可能です。意外な話ですが、エロ本も差し入れ・閲覧できます。

 

ちなみに留置場の警察職員は、事件を調査する刑事課の職員とは独立しており、留置場での生活態度が罪の大小を決めることは一切ありません。

画像出典 警察内留置場の案内 留置所内案内図。

警察内留置場の案内 留置所内案内図。
通算180日留置場の生活を体験した著者が綴る。警察内留置場についての情報サイト。他刑事事件などのニュースや情報も配信。

私が逮捕された後の流れ

手錠がかかった後、認否と簡単な経緯を確認する取り調べがあり、ここで私は容疑を認めました。

取り調べが終了後、身体の写真撮影、指紋とDNAの採取がなされます。

これが済むと、留置場のフロアに入ることになります。服は官服に着替えました。

■勾留裁判

翌日、新検送致で地検へ行き、検事から取り調べを受けました。その後、地裁へ行き勾留裁判を受け、残念ながら勾留が認められました。国選弁護人を頼みます。

翌日、早くも弁護人の先生が来ました。かなり年を老いた方でしたが、私の通うメンタルクリニックへも足を運ばれるなど、国選とは思えないほど精力的に活動されていたようです。

独居房でしたので退屈な日々でしたが、父から差し入れてもらった鉄道雑誌や鉄道模型カタログを読んだり、新聞を購読したりしていました。官本もドラマ化された人気小説や人気漫画が並んでおりそれなりには退屈しませんでした。ちょうどドラマをやっていた『下町ロケット』やアニメ化で話題になった『はたらく細胞』などは面白かったです。

■地獄の保護室

しかし、勾留は10日間では終わらすことができず、勾留延長が決まってしまいました。

その時のショックで大声が出てしまい、抵抗もなしに“保護室”へ連行されてしまいます。

保護室は房と違って床が固く、本の持ち込みもできないため、反省をするしかできない空間でした。布団もありません。

ここで一晩を過ごしますが、結局寝ることすら満足にできない地獄の空間でした。

■簡易鑑定

発達障害(私は精神障害3級です)でメンタルクリニックへ通院していたため、「簡易鑑定」が入ることになりました。

担当刑事により覆面PCで護送された先は、名古屋市内の大病院。

ここで、精神科の先生と軽く対談したあと、パズルを使った検査が行われました。

■人生最悪の誕生日

12月11日は私の誕生日ですが、この日は2回目の検事調べでした。この日は硬い椅子の上で長時間待たされ、精神的に苦痛でした。

留置場に戻ってくると夕方6時前という長丁場。人生で最も長かった一日だったかもしれません。予め頼んでおいた自弁弁当がその疲れをねぎらってくれているみたいでした。

■略式命令が出るまで

勾留延長により勾留期限が12月16日となりましたが、16日は日曜日。勾留期限が土日祝になる場合は直前の平日が実質的な期限となるそうで、今回の私の場合も14日が最終日になるのでは、と担当刑事から話が聞けました。

2日前、弁護人の先生が面会に来られ、「略式命令で罰金になる予定である」ことを知ります(検事から先生へ伝達があったそうです)

前日の13日、取り調べとのことで刑事室へ入りましたが、”凶器”となった包丁の放棄を求められます。同日、領置している荷物のチェックが入りました。

 

14日金曜日、他の検事調べの人とともに地検へ護送。検事から、「略式手続にするので、異論はないか」と言われ、同意書にサインしました。

午後に入って、簡易裁判所へ移動しました。ここで手錠が外されました。ひたすら待つこと1時間半、裁判所の方が出てきて、「〇〇万円の罰金です」、と。出ると担当の刑事さんが車を止めて待っていました。地検の徴収課まで移動(手錠なし)し、罰金を納付し釈放となりました。この日、「ブログ長期休止のお詫び」の記事をスマホから投稿しました。

■釈放から転居まで

しかし、これで全てが終わったわけではありません。事件が事件だっただけに、転居する必要が出てしまったため、すぐ不動産屋へ行き、新しい部屋を契約しました。

年末、新居に入居し、今に至ります。

人生4度目!?転居しました
【2019.2.2】加筆しました。 ネタが積みゲーのごとく積まれています。 去年のネタから片付けなければ・・・。 急な転居 今回、急な事情となり転居を余儀なくせざるを得ない事態となりました。 早急に部屋探しを行い、2DKの...

おわりに

今回の事件は、まさに自業自得と言わざるを得ないもので、このようなことが二度とあってはならないと心の中で誓った次第です。

これらの事実を公表するか長い間悩みましたが、有耶無耶にして終わらすよりは有意義だと思い公表に至りました。

今後、同様なことを起こさぬよう、誠意を持って生きていきたいと思っています。

 

(おわり)

 

↓逮捕から釈放までを詳しく解説している本です。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

この記事を書いた人
NASU-NOZO-MIZUHO

尾張国に住むクソ人間
愛機はiMacとMacBook AirとMacBook Pro

趣味は鉄道(乗・撮・模型)、カメラ、PCなど。

気に入ったらフォローしてください
雑記
気に入ったらフォローしてください
てつぱら!新館
タイトルとURLをコピーしました